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Re-arise ART作品紹介

Desined by:Takayuki Komori
W75cm×D38cm×H30cm

■CONCEPT
古びたながらも味のあるこの座卓を、どうにか再利用出来ないかと考えてみた。
ただ机の機能をそのままにするのであれば、面白みに欠けると感じている。
考えたのは、机に座るという発想を元にした、二人掛けの待ち合い椅子。
家具の雰囲気に合った障子を張り、中から照明を灯すことで、独特の空気を演出した。
席と席の幅が狭いので、密着した関係性が得られるの特徴の一つ。
他人同士がますます疎遠となる社会において、このIKOIは一つの
コミュニケーションツールともなりうる。
■苦労した点
座面部に高いクッション性を施すこと、概観は変えずに機能を変えることに苦労した。
■Re-arise(リアライズ)担当者のイチオシ
元々、座卓であったがその構造は崩していないので、充分椅子に耐えられる作りとなっている。
作られた当初は装飾として椅子の内部から電球などの明かりを挿入し、
障子と木の飾りを透かすなどの趣向を凝らしていた。
現在は、それらは取り払われ、ただ椅子のみの機能となっているが、
使用者が自由に使い勝手を楽しめる仕様となっている。
和室にフィットするインテリアとしても使える。
個人的なお奨め使用法は、靴を履くのにちょっとした腰掛けにしたい。
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