日本で消費される紙は年間3059万トン。これは、アメリカ、中国に次ぐ消費量です。みなさんも知っている通り、紙の原料は木です。紙のリサイクルは、森林を守るためにはもちろんのこと、大量に捨てられる紙ごみを減らすためにも、重要なテーマです。
使用した紙をもう一度原料にすることは、比較的かんたんです。紙はリサイクルに適した「循環型資源」といえるでしょう。紙リサイクルの日本での歴史は古く、平安時代にお経を再利用することから始まったといわれています。また、江戸時代には古い紙を集めるて再利用することが仕事として成り立っていました。今の日本でも、再生紙を利用する努力が続けられています。2003年には、紙を製造する際に、古紙を原料として利用する割合が60%を超えました。
エコランドのエコ回収では古雑誌や古新聞、図書・書類・段ボールなど古紙の回収も行なっております。回収した古紙は、エコランドのZEC(ゼロエミッションセンター)に運ばれ、分別した後、再生工場でリサイクルされています。